都築響一 妄想芸術劇場 第五回

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写真が瞬間芸だとすれば、イラストは独演会だ。

観客ゼロの高座で2時間、汗みどろで語りつづける脳内の発情ランドスケープだ。

写真ページの添え物とさげずまれ、アートともイラストレーションとも漫画とも

認知されないまま、ひっそりと増殖する陰花植物。

欲情の、淫夢の、妄想のもっとも純粋なあらわれとしての、マイクロ・ニルヴァーナ!






# 5 ぴ ん か ら 体 操 5




 ニャン2史上に輝く伝説の投稿アーティスト、「ぴんから体操」の1992年から続く画業を辿る旅。今週はその最終回として、今回の記事制作の際に「発掘」された、彼の文章作品をご紹介する。


 A4サイズの便せん14枚にわたって、びっしりと記されたエログロ大河ロマン。それはいままで我々が思い描いてきた、この知られざるアウトサイダー・アーティストの脳内宇宙を、さらに拡張するビッグバン・ストーリーだった。


 モー娘。のメンバーたちを中心に、歌番組収録中のスタジオがいきなりマン汁と大小便まみれになっていく、シュールでビザールでスカトロジックなオデッセイ。1万字近いその物語は、あふれ出る妄想を自動筆記した長編詩のようでもある。


 おそらくは2000~02年あたり、「ぬるぴょん」への移行期に書かれたと思われるが、あまりの長さに誌面での掲載が不可能だったこの大作によって、ぴんから体操という奇跡的なアウトサイダー・アーティストの全貌は、明らかになるどころか、ますます謎が深まったともいえる。


 1992年からほぼコンスタントに届いてきたぴんから体操の投稿は、ここ2、3年、ぱったり途絶えている。編集部からの再三の問い合わせにも、返事がないままだ。なにか身辺に重大な変化があったのだろうか。それとも、20年間近くも続けてきた投稿イラスト制作に、ある日突然、飽きてしまっただけなのだろうか。


 彼の無事を祈るとともに、いつかまた、編集部に届く郵便の山のなかに、彼からの封筒を見つけられる日が来ることを願う。




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9月12日(ぬめったマンコ)
さくら組Ⅰ
晴れ雨のちスキより



今は遠い昔のこと、その頃テレビ朝日のミュージックステーションでは、さくら組と呼ばれる、ぬめったまんこ達が座り小便トークで失禁。

まんずりに夢中の初リーダーでテンション高めのどさんこまんこ安部なつみ(通称ナッチ)は他のメンバーをそっちのけでさくら組エース加護(でかパイ)亜依のそっちの毛をチョメチョメ あっちの毛をナデナデ もっこりタモリも鼻をぴくぴくさせ怪訝なご様子で

「まんこの臭いがする!! 今ここで!!」 

うろたえるスタッフ一同。

「してないっすよ!! だあれもしてなぁいっスよぉ」

とアベなきあとのさくら組リーダーの座を狙う元ミニマンコリーダー矢口真里がすかさず

「でもオイラ タモさんのそーゆう所がスキなんですよぉ」

お得意のヨイショも忘れない。

さすが。座もおさまるかと思えたその時 安部なつみのまんずりに飽きた加護ちゃんが突然くるりと後ろを向いて、ペロンとミニスカをめくりまん汁だらけのおケツを剥き出し

「ももっ!!」

「不思議だ。桃が食いたくなってきた」

とテレビの前のまくわ売り…

「おーっももかぁ。ま、ももっちゃぁモモだな」

もっこりタモリも少し乗り気で

「桃と言えば、ばら科の落葉小高木でな中国原産。五弁の紅色または白色の花が咲き、初夏、実を結ぶ。葉は薬用…どーたらこーらた」

なんとなくニコニコして つま~んない話を聞いていた、さくら組のもう1人のエース高橋(かわいい顔してパンツがガビガビ―願望)愛が 

「タモリさん、タモリさん」






さくら組②

「ウロチョロしてる、ウロチョロ。私うなぎイヌ食べたんですって!! でっかいやつ。体中トゲトゲの…怖くて亀井ちゃんにむいてもらったんですって。頭に直角がいっぱいついてて…」

「ギャハハハ」 

なぜか爆笑する安部なつみ。

またもすかさず

「そりゃお前反則じゃぁ カッペ!!」 

神経逆なでする矢口のツッコミ。

ミニモニプラスナッチの四強の後ろで一言も発していない、自称モームス最強男吉澤でかチンマンコひとみはカワイイ衣裳に苦笑い

「なんじゃこりゃあ、オレの出番ねぇーなぁ」

と収録前のテレビ曲のトイレで、さっきまで加護亜依(通称あいぼん)のもっこりまんこにさしすせ挿入していた自慢のにせチンポをシコシコしごき出す。

ドピュ。

これでいいのか、あべなつみ と何を考えているのかまったくわからない亀井えり、背後霊のように見える人にしか見えない新垣、紺野が目をギョロギョロ。それを見ていないように見ていた矢口は

「リーダーなら他のメンバーにもフレよなぁ!!」

とドドメ色の心の中でアベちゃんに舌打ちのもよう(うんこもよおし)

(あのころTBSでは、うわさの「変態うたばん組」司会の変態石橋たかあきと変態中居まさひろが保田大明神と呼びあがめたてまつった悪臭を放つ巨大な毛むくじゃらのまんこに生け贄の血をささげていた。いい気になった変態、スタッフまでもカスだらけのいかれたチムポをだら~りとぶらさげてニヤニヤしてモームスとやらに変態調教を繰り広げまんこきもい きもいんですぅ はげ落ちた壁からちぢれた毛が生えたTBSの薄暗いらりるれ廊下では薄気味悪いまんこのすすり泣く声がオレの金玉をちぢみ上がらせる)







みゅーじっくすてーしょん
しめったまんこ
おとめ組

ちょうどその頃 テレ朝のミュージックステーションでは、おとめ組と呼ばれるしめったまんこ達がそれぞれ七色の衣裳を身につけ、ひょっこりタモリの質問にわきあいあい。 

リーダーイーダを筆頭に選りすぐった貧乳まんこ 娘たちがこまめに涌き出す汁をふきふき もっこりタモリの人を拒絶する色メガネに媚びを売っていた。

ねっちょりマンコ石川梨華がずるむけタモリの頭皮にねっとりして不快だなぁ うひひひ

新入りのくせにいい席に陣取ってでかいツラしてリーダーイーダが何か言おうとするとワザとそれにかぶせて話しだしあわあわする飯田圭織(通称カオリン)を尻目にまったりタモリにお色気をふりまく藤本美貴ティーは目に見えない早さでイーダのスネをマジ蹴り!! 

ぐきっ!!

「精神年齢ひっくいくせにリーダーのつもりかよ!! アンタ!! 歌ってる時の顔がサダコみたいでキモいんだよ!! みろよ、この美貴ティー様のくさマンコがしめったまんこおとめ組のリーダーにふさわしいまんこなのさ!! ばかぁ!!」

おとめ組エース痙攣する田中キツキツまんこれいなは、そのバカげた光景を冷めた目で見つつチョロいもんだとほくそ笑む。

最近おまんこが渇いてきた辻希美(通称のの)は相方が敵対するぬめったマンコさくら組のエースに昇格したことにあせりを覚え歌う顔もリキみがち。

「ああっ水野晴郎の肛門極太ソーセージ詰めの丸焼き!! いかりや長介のガン細胞のしゃぶしゃぶ」

ボーットしてよだれをダラダラたらし始めた辻ちゃん

まんこもじわじわぬれて来て…この上はストレスで食いすぎ 三倍リバウンドに期待するぞ






と、みじんこ売りまでも… 

カメリハ中もふるえ続けるおとめ組エース
その無鉄砲な歌いぶりと痙攣する田中れいなのまんこをおがみまくわ売りとみじんこ売りと意気投合

「しかし田中のキツまんいいよなぁ」

とケイレンし続ける田中れいなの白い首に手をかけた… 

「あぁ」

その時 あぁ その時 ミドリ色の衣裳にむっちりした身をつつみ茶パツの娘が半開きの口とまんこをもごもごさせて、オレの土手っ腹をドツキ出す 何か 何かわからないが何かに似ているその顔

「お、お前は!? 2年前の正月番組でメジャーリーグをエックスジャーリーグと読み間違えた小川パックリまんこハロプロワイドでアホまる出しまこっちゃんか? だよね?」

「精神年齢低くないっスよーもー」

と肉厚の腹を波うたせみぞおちにヒザを入れるまことのスンバラしいダンスが見どころだよね!! ぐはっ!! と血へドを吐き

「かんべんして下さい!! いい感じで肥えてきた幼児体型の小川さん!!」

と泣きながら いい意味で言ったのに薄くなった後頭部を奇声を上げて飛んで来た愛と殺戮のセックスマシーンと化したウルトラミキティの鋭く尖った凶暴なアゴに貫かれる事切れる瞬間見た貧弱な下半身の娘が

「道重さえみです よろしく」  

「うそだよ!!」

ほわっと我に帰ると歌い終わったまんこ達がそれぞれの股間をテッシュでふきふき隣でなぜか血まみれのもっこしタモリが警察官らしき男に取り調べを受けていた

「ではまた来週」…


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手錠につながれたタモリが… タモリがじゃらじゃらして タモリが…

「イテェーッ」

まん汁まみれの腹と後頭部に激痛!!

「血が!」

応急処置で頭の穴をバンソーコーで塞ぐとぬるぬるするリモコンで何やらバケモノが映っているテレビをOFFにした。




そして今NHKのポップジャムでは つんくとゆーかの『怪しいステージ貸しちゃうのかよ…』にモーニング娘さくら組とおとめ組が初参戦

つんく主催による さくら組VSおとめ組の対抗戦「モームスちんこM1グランプリ」が開催されようとしていた。

ここ胸がむかつくNHKホールのどす黒い会場内はすでに殺気立ったモーオタどもが青白い顔をして揃いのハッピ姿で目を血走らせステージ上に展開するであろう血と汗と愛液飛び散る 肉対肉 女陰対女陰 の死闘の時を待ち侘びもっこりとした股間を熱くたぎらせていた

ホールの隅の巨大な穴の中からすえた臭いのゆーかの巨大なおまんこが ゲラゲラ ゲラゲラ 音をたて それに合わせて足踏みするモーオタどもの異様な臭気が鼻をつく。

中澤「なぁ! 亀井は?」

道重「今、生理中なのでリングサイドで見学です」

なつ「マジで?」

道重「…」

なつ「もう一度だけ聞くよ…」

道重「…」

なつ「ま・じ・で!?」





「アホか!! くせえまんこしやがって アホだろ ダセエツラして笑うなくせえやだやだ」

とさんざん悪態をつき たしなめ上手な安部なつみに一度たしなめられたいなめたいなめられたい オレはげろとわきがと大小便の混ざり合った懐かしい臭いにわくわくしながらカントリー娘。に紺野と藤本のダサくてカッコいいフリまねをしながらながらながらのながら族 

薄暗い会場を見渡すといつもながらノーパンの中澤ゆーこがリングサイドでまんこ汁を飛ばしてステージ中央で河豚ちょうちんの様にふくらんだ紺野と下唇をモゴモゴさせている道重に荒い調子で発破を掛けていた。

あっあれは変態石橋と中居にまん肉を抉り取られて死んだハズの保田圭だ!?
股から血をたれ流してぼんやり突っ立っている キモイなぁ

と なぜかでかい顔をこっちに向けてニヤリと笑いかける保田 

確かに見てる 

保田圭がこっちを見てる!

保田圭に見られてると考えただけで胃液が逆流しておそろしく気分が悪くなって来た 無性に胸がムカついて我慢出来なくなった オレは中澤のくさいまん汁のとばっちりを浴びてびしょぬれの席を立ちゲロを吐きまくるため便所をさがしに青白い顔で薄笑いを浮かべた亡霊のような男達をかきわけよろめきつつも

「ハニーーーーーパイにKISSしてよハニーパパパと」

だめだ 完全に気分が悪くなって来た。便所はどっちだ!!

NHKホールのらりるれ廊下はやっぱりまん汁でぬれすべりやすいのだ 面白いようにすべりまくる ツルーぬちょ ツルーぬるっ ツルーぬちょ あ~飯田香織だ

ツルーっと横切る時みたイッちゃったその顔 キモイなぁ サダコみたいで… 
ブツブツ何か呟いてエスパー伊東と更新しているようだ おそらく自分のまん汁でこけて頭を強打して意識が飛んじゃった状態なのだろう

ぬるぬるぬるりと歩いていると どうやら選手控え室の通路に迷い込んだようだ
誰もいない廊下にならんだ ひび割れたドアのうち 中でドタバタ音がするやつを少しあけて覗いてみるとメロン記念日の四人のまんこが組んづ解れつ取っ組み合いの大ゲンカ むせ返るようなマンズリのにおいにクラクラ してみると今日のモームス同士の潰し合いで使えなくなった娘のかわりにガバガバマンコメロン記念日から新メンバーとして加入するとのつんく様のお達しによってこのまん汁くさいNHKホールの控え室でまんこ四つ巴の共食いをおっぱじめているのだろう

「我が!! 我が!! われめがわれめが」だ。

柴田あゆみの湿った腋の下のファンだったオレは舌べらにサインをしてもらおーと思ったが…





渦をまき飛び散るまんこ汁に閉口しガマン汁をひとしずくたらしあきらめた

この分だとここにある扉の中のどれかに力娘。がおる!! と踏んだオレはさいとうみうなの脇毛見たさにドアの下からぬるぬるとまん汁が涌き出している一つのドアをそーっとあけてみる。

そこには自分専用の業務用全自動回転寿司マシーンを持ち込んで両脇にバケツを置きどっかりとあぐらをかいて次々とスシをほおばる深田恭子が一心不乱にただすしだけを見つめ「寿司VS私みたいな感じってゆーか」とばかりに一人寿司祭りを繰り広げていた。

ほぼ満腹になるとノドに指を突っ込んででっかいバケツに

「オエェッ オオッ オエエッ ペッペッ」

とほとばしるゲロを吐きまくり 吐き終わるとすぐまたスシVS深田戦を繰り返している

これなら所属事務所をクビになったとゆうウワサも頷ける

モームス新メンバー候補として待機中の深田の勇姿に心うたれ半ボッキしたオレはかねてから深田恭子のNHK放送禁止指定のムッチリした腋の下の大ファンだったこともあり、おそるおそるズボンをおろし亀頭先端にサインをお願いしてみるがすしに夢中のでかクリ恭子には何を言ってもムリムリだった

「絶頂期の辻希美かお前は!!」

と一人つっこみしすっかり吐き気も治ったおれは早く会場に戻ろうと思い一歩踏み出した所である扉から目が離せなくなる 気になるドアには小学生のような字で

肉体関係者以外立ち入り禁止 の貼り紙

「どーゆう意味だぁぁ?」

ドアノブに手をかけてみるとぬちゃっとした感触 手をはなしてよく見るとべったり甘ーいにおいのハチミツがねばり付いてる

「ちがう ちがぁーう!!」

その時…




その時 聞き覚えのある甲高い声が部屋の中からきこえてきた

もしやと思い乳くさいドアを少しあけて覗いてみると試合前の辻加護が二人してめしを食いながらネタ合わせに余念がないようす

「ちゃうねん!! せやからぶりんこうんこがあやろっ!!」

「えーっ ここでぇ」

「ちゃうゆーとるやんか!! ここでうんこがあやろ もー ののってさぁホンマあほちがう?」

「でもここNHKホールだよ テレ東じゃないしぃ~」

「でもぉやあらへん!! 自分やらへん気ぃ? 何ビビッとんねん!! さっきから肉ばっかりぎょうさん食うてからに!!」

「なーんだ やらせかよ…」 どーせそんなこったろうとは思っていたが 豚の血にまみれてはしゃぐのがスキだったあの娘らのことだからきっとうまくやることだろう…

児童なんたら法に引っ掛かりそうな辻ちゃん加護ちゃんの腋の下の隠れファンだったオレは親知らずにサインしてもらおうと身を乗り出したが弁当の肉の奪い合いでもめだした二人のおまんこ汁の多さに身の危険を感じてあきらめた…

会場への帰り道を確かめながらツルツル歩いていると なにかただならぬもののけの気配が

「やつだ!!」

薄暗い壁から植物の根がつき出ているNHKホールの細い通路の奥の方に不自然な人影が 

ギョっとしてよく見るとまん肉をえぐられて死んだはずの保田圭!?

やつはほとんど足を動かさずスス~っとこちらに向かって前身して来る 

ぎょろりと目をむいて近付いて来る

「やすだけい! 来るんじゃねーよ!」

心の中で念仏を唱え目を合わせないように微動だにせず突っ立っていた

まん汁とはまた違った臭気を発してどんどん近付いて来る保田圭 不快な冷や汗が背筋をしたたりおちる すれ違いざまに

「アレッ? お前 私が見えるのかい?」




五臓六腑に響く呻き声がオレの金玉を縮み上がらせる

「見るな!! 見たら最後!!」

そんな気がして平静を装いこのまま通り過ぎるのを待った 

どれくら突っ立っていたことだろう

気配も消えてホッとしてなにげなく振り向いた

「くそっ なんてこった!!」

イギャハハハハハハハ

無表情なのにゲタゲタ笑いながら保田圭が牙を剥きものすごい早さで接近して来る

ぬるる ぬるるるる 熱い息

「やられる!!」

ツルツルすべる鋼鉄の床に溝を掘り口からよだれをなびかせて

「アレッ? アレッ?」

とうめき声をあげ えぐれまんこ保田圭が血まみれの股ぐらを剥き出しておそいかかる!!

「逃げろーっ!!」

とにかく走った 

けもののように四つん這いになって ぬるるるる ぬるっぴょーん ぬるぬるぴょぴょぴょーん とマン汁だらけのくそ廊下を恥も外聞もなく女の子のように叫び声をあげて

「いやーーーーーっ!!」


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熱狂的で素朴な哀愁を帯びた鈴木ヒロミツの声が澱んだ会場の空気を切裂く

「みんな!! めくらになりたいかぁ!!」

どこからともなく つんくの声が 会場にはびこるモーオタどもを挑発する

「めくらになって夢をみたいかぁ!!」

「オーッ!!」

殺気立ちなにやら盛り上がっている遠くのステージ上ではちっちゃいマンコ矢口真里と田中キツキツまんこれいながマジ顔でガンを飛ばし合っているようだ

目当ての吉澤ひとみ藤本美貴戦には間に合ったがもうすでに第三試合まで終っておりかなり損した気分(すべてやつのせいだ!! 保田め!!)

なんとか近くで観戦しようとちんぽを握り締めよだれをたらし鼻息も荒いモーオタどもを押し分けてぬるぬると前の方へ進んで行く 

こんな時は全身まん汁で汚れたぬるぬるの身体が役に立つ

うなぎイヌのように男どもの間をぬるりぬるりすべるようにすり抜けて前身してゆくと ステージ最前列に潜り込むことができた

ステージ上では身も蓋もない矢口真里のマイクパフォーマンスが始まっていた

「このガキ!! チビだからってオイラをなめんなよ!! カッペ!! エースづらすんのは10年早いんじゃボケェ!!」 

とマイクをたたきつける矢口

そのマイクをゆっくり手にした田中れいなは冷静な顔でにやりと笑う

「うるせえババァ!! この自意識過剰のスッピンぶーす!! あんたの時代は永遠に来ないとよ!!」

「くそっ!!」

ぶち切れた矢口真里の凶悪な顔をすさまじい殺気がさらに恐ろしげにゆがませる

「ふざけんな!!」

小さいからだをすばやく回転させると つま先の仕込みナイフが空を切る

間一髪で身をかわしたれいなに第一試合で敗退してセコンドに付いた顔面血まみれの道重さゆみがリングサイドから何か手渡すのが見えた

「そっちがそうくるならマジで思い知らせてやると!!」




キリッとコーナーで身構えた田中まんずりれいなはふてぶてしい面構えで冷笑するその指先からは鋭く研ぎ澄まされた数十本の毒針がギラリと光る

「毒針娘だ!!」

アホなモーオタの叫ぶ声… 勘弁してくれよ…

と口では言いながら実はオレも興奮してきていた

カッ カッ カッ カッ

ステージ上では針の突き刺さる音 両腕をひろげて踊るように複雑に回転させ 目にも止まらぬ速さで毒針を繰り出す田中れいな まん汁もとびちる

「ドサッ」

なぜかオレの隣りでせんずりこいてた男がぶったおれた よく見ると左のこめかみに銀色の針が突き刺さり一筋血が流れ出していた

流れ毒針にやられたのだ おそろしや 田中まんずりれいな!!
(でも保田に追い掛けられた時程の恐怖は感じなかったが…)

ミニモニ。で鍛えられたまんずりダンスの早業で独楽ねずみのように身をかわしていた矢口が右腕を押さえてうずくまる 苦悶した顔で突き刺さった毒針を抜くと

「イテェ~ マジかよ」

たまらずロープをくぐりリング場外に逃げ込む

「マジかよ!! マジでイテェ~よ!! くそっ」

右腕が痺れてきたのか ぶらりとたらし鉄柵に体を預けて涙目の矢口真里は意外とビビリ娘。

リング上で勝ち誇り爆笑するれいなは更に決定的ダメージを加えようと無謀にもロープ最上段に上ると 一声

「くたばれ矢口ぃぃ!!」

リング下の矢口めがけて宙を舞う 

フライングおまんこアターック!!


ⅩⅢ



ピクピク ピクピク

傷んだ茶髪をふるわせ白目を剥いて悶絶する矢口くさマンコ真里 ピンクのミニスカがまくれて剥き出しの子供並の傷んだクサまんこからチョロチョロ流れる小便がよこしまなファンを狂喜させる

大技を仕掛けた田中キツキツまんこれいなもかなりのダメージを受け矢口の上に重なるように倒れていた 
それでも鉄柵をぐわっしと掴むとゆっくり不機嫌そうに立ち上がるれいな まんじるがポタリ

ステージ最前列のオレの目の前で鉄柵にもたれ額をパックリ割り血まみれの凄惨な顔つきの田中れいなが白い首を痙攣させ苦しげに喘いでいる

「あ ぁ!」

「何でそんなことするのんな あんたええ感じやったのに~ん!!」

どこかで中澤ねーさんのふざけた調子の野次がきこえる

オレは何かに憑かれたように

「田中れいなのキツマンいいよなぁ」

と痙攣し続けるれいなの白い首に手をかけた

「あ ぁ」

その時 あ~あ その時 ミドリ色の衣裳を真っ赤な鼻血で汚しむっちりした体をふるわせた茶髪の娘が半開きの口とまんこをパクパクさせてオレのどてっ腹をドツキ出す

何か何かわからないが何かに似ている  その顔 ふざけてるのか?

「お お前は まこっちゃん? だよね?」

「精神年齢低くないっすよ~ も~」

と肉厚なかための腹を波打たせみぞおちにヒザを入れるまことのスンバラしいダンスが見どころだよね!!

と泣きながら いい意味で言ったのに穴のあいた後頭部を奇声をあげて飛んで来た愛と殺戮のセックスマシーンと化したウルトラヨッスィーの鋭く尖った凶暴な鬼爪で穴から脳みそをわしづかみされ事切れる瞬間見た 見覚えのあるプリーンとしたおケツが2つ



LAST




「ももっ!!」

すぼまったカワイイ肛門がヒクヒク ヒクヒク

「ここでぶりんこ… うんこ かぁ~」

ブリブリブリリブリブリ 大量の生温かい大便を浴びてなんとなく心地良く目の前が暗くなる(サントワマミー)

「不思議だ うんこが食いたくなって来た」

とTVの前の便所虫

「うそだよ!!」

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


その頃 太平洋の底深く 尻穴海溝のくらやみの中である異変が起きていた

えぐり取られた保田圭のおまんこが 北朝鮮の核家族実験により不気味な汁を滲ませてパックンパックンと蠢き 甦ろうとしていたとゆう 

そして「加護ちゃんカワイイ」を連発しながらながらのながら族

まったりと静かに日本列島へ浮上する不浄なまんこを見たとゆう

なんだかわからんがあー 終った おわった

「とゆうか2、3まいかくつもりがダラダラたれながしすぎっす!!」

と小川まこと  というか ハズレなんて言ってごめんなさーい 小川さん

当たりでした 小川さんってO型だったんすね あこがれますわ

とにかく田中以外全員キモかった「シャボン玉」でどーなることかと思ったがさくら組おとめ組とやらの曲をきいてもり上がりついでに 10月12日 とんだげる文をかくはめにー 

楽しかったー さよならー


ぴんから体操

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都築響一
1956年、東京生まれ。現代美術、建築、写真、デザインなどの分野で執筆活動、書籍編集。93年、東京人のリアルな暮らしを捉えた『TOKYO STYLE』刊行。96年、日本各地の奇妙な新興名所を訪ね歩く『珍日本紀行』の総集編『ROADSIDE JAPAN』により第23回木村伊兵衛賞を受賞。 97年〜01年『ストリート・デザイン・ファイル』(全20巻)。インテリア取材集大成『賃貸宇宙』。04年『珍世界紀行ヨーロッパ編』、06年『夜露死苦現代詩』、『バブルの肖像』、07年『巡礼』、08年『だれも買わない本は、だれかが買わなきゃならないんだ』、10年『天国は水割りの味がする~東京スナック魅酒乱~』など著書多数。現在も日本および世界のロードサイドを巡る取材を続行中。






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